Shell Blog~環境衛生のエキスパートたちが書く、モノやコト~
2012.09.10
皆様こんにちは。9月に入っても暑い日が続いていますが、元気でお過ごしですか?
本年度入社しました名古屋支店のSMです。
昨年夏、就職活動の中でシエル商事と出会ってから早一年が過ぎようとしています。
「去年の今頃は猛暑の中、ジャケットを羽織って面接を受けに行っていたなあ……。」と、
ふと思い出したりしていました[#IMAGE|S12#]
最近は、先輩社員の皆さんのおかげで、少しずつですが余裕を持って仕事に取り組める
ようになってきました。[#IMAGE|S40#]
ここで、そんな私が昨夏の就職活動時に気を付けていた「水」にまつわる話を一つ。
【第5回 新入社員レポート-2 「pH・硬度を知ってさらに美味しいミネラルウォーター」 】
皆様は普段飲んでいる水の「pH」や「硬度」を意識したことはありますか?
私は体調管理の為、水分補給にはあまりジュースを飲まず、ミネラルウォーターを飲んでいます。
そのため「pH」や「硬度」をいつも気にしています。
シエル商事の水質検査室でも、もちろん、pHの測定をしております!
「pH」とは、水の「酸性」・「アルカリ性」の程度のことであり、
その度合い(=強さ)を0から14までの数値で表します。
pH=7が「中性」で、それより数値が小さいほど「酸性」が、大きいほど「アルカリ性」が強くなります。
ちなみに、日本の水道水は6.5~7.5の中性です。
※建築物衛生法では5.8以上8.6以下が基準です(水道水、水道水以外ともに)。
…私は普段、7.1~8.0程度の「弱アルカリ性」のミネラルウォーターを飲んでいます。
「弱アルカリ性」のお水は、人間の健康時の血液(7.4)に近く、体内に無理なく吸収される
と知ったからです。
「弱酸性」の液体には、化粧水や温泉などがあり、美容に効果があります。
それは、人間の皮膚や髪の毛が弱酸性だからです。
次に「硬度」についてです。
硬度とは、水に含まれるカルシウムやマグネシウムなどの量を
これに相当する炭酸カルシウム(CaCO3)に換算して数値で表したものです。
日本の飲料水は硬度が20~80と言われており、海外の水と比べると硬度が低めの「軟水」です。
一般的に、日本人には適度な軟水の方が味に渋みを感じにくく、飲みやすいと言われています。
一方、海外の水は硬度が200~400と高い「硬水」が多く、ミネラルが豊富に含まれている点は良い
のですが、普段、硬水に慣れない日本人が飲むと体質や体調によってはお腹を壊してしまうことも
あるようです。
もちろん、「硬水」が体に合うという人も多いのですが、
私は(……少し心配性なので)日本のミネラルウォーターを選んでいました。
皆様も今度水を飲む際には、「pH」や「硬度」に注目してみてはいかがでしょうか?[#IMAGE|S43#]
自分に合った水に出会えた時は、感動ですよ![#IMAGE|S45#]
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《参考HP》
・「東京都水道局」水質に関するトピック(第二回「水の硬度」、第五回「pHとは」)
http://www.waterworks.metro.tokyo.jp/water/w_info/s_kekka-topicsichi.html
・「ビタミネ」
http://vitamine.jp/index.html
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当社HPはこちらから→ www.shell-syoji.co.jp
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