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Shell Blog~環境衛生のエキスパートたちが書く、モノやコト~

2014.05.07

「中」水道。(2)

前回の続きです。

送水設備等でコストがかさむものの、
都市部では中水(雑用水)は貴重な水資源となります。

もちろん、人体と直接接する用途では使用できませんが、
次に記すように様々な用途があります。

・水洗便所用水(手洗い付洗浄タンクは除く)
・消火用水
・屋外清掃用水
・機器冷却用水
・ボイラ用水
・各種洗浄水
・レクリエーション用水
・融雪用水  等

原水には処理が比較的容易な「雨水」や
「雑排水(風呂、洗濯、[家庭用]厨房使用水)」、
処理に注意や配慮が必要な「厨房排水」「便所排水(汚水)」などがあります。
これらの原水を処理した中水は、「再生処理水」とも呼ばれます。

しかし人体と直接接する用途には用いないとはいえ、
もし中水が汚染されていた場合、
噴水の飛沫等の形で吸引あるいは小児が誤飲し、
健康被害が生じるおそれがあるなど、衛生上の問題が指摘されています。

それゆえいざという時の安全のため、
こちらのような水質基準が設けられております。

当社では中水においても、採水から報告書作成まで、
ワンストップで承ります。
どうぞお気軽にご連絡ください。

当社HPはこちらから→ www.shell-syoji.co.jp

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